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『玉響』たまゆら

女は南イタリアの、海に面した

小さな町へ一人で旅に出た。

道に迷って困っていると、

一人の男の子が彼女に声を

かけてきた。

彼は得意げな顔で

細い路地裏の坂道を下り、

町の大通りまで彼女を案内した。

そのお礼に、小さなボーイフレ

ンドとちょっぴりデート。

心の傷が少しだけ、癒えた。

【玉響】ほんの少しの間